天然成分100%のベビーケアを ~赤ちゃんのために、しっかり成分を見て選んであげていますか?~

天然成分100%のベビーケアを
赤ちゃんのために、しっかり成分を見て選んであげていますか?

ベビー用アイテムだからと言って安心はできない!

赤ちゃんが生まれたことがきっかけで「食べ物の安全性について関心を持つようになった」と言う人が多いようです。 でも気になるのは、ベビーソープやベビークリーム。 「ベビー用」というだけで安心して選ぶ人も多いのですが、じつは「ベビー用」と付いた製品にも数多くの合成成分が使われています。一部の製品の例をあげると……、

ベビークリームの成分例 (下線は合成成分です)
(全成分)水、グリセリン、ソルビトール、ベヘニルアルコール、スクワラン、オリーブ油、ステアリン酸ソルビタンステアリン酸グリセリル(SE)コレステロールステアリン酸セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドグリチルレチン酸ステアリル、ヒアルロン酸Na、イソステアリン酸コレステリルジメチコンイソステアリルグリセリルメチルパラベンブチルパラベンフェノキシエタノールラウロイルメチルタウリンNaステアロイルメチルタウリンNa、クエン酸Na、クエン酸、トコフェロール
べビーシャンプーの成分例(下線は合成成分です)
(全成分)水、ラウリルグルコシドスルホコハク酸ラウレス2Naラウリルベタイン、ツバキ脂肪酸K、コカミドDEA-PEg-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ツバキ油、ベタイン、マルチトール、グリセリン、クエン酸、メチルパラベンブチルパラベン

本当に多くの石油由来の合成成分が配合されていて、「これは本当に赤ちゃん用?」と疑問を持たざるを得ない製品が一般的な売り場によく並んでいます。

ステアリン酸ソルビタンやラウリルグリコシドなどの合成界面活性剤は、赤ちゃんの敏感な肌を溶かしてしまうことになりますし、フェノキエタノールやメチルパラベンやブチルパラベンなどの防腐剤は、アレルギー性や環境ホルモン性があります。

また石けんであれば、ナチュラルなものだから、大丈夫と思っているお母さんもいますが、そうとは限りません。たとえばこんな製品もあります。

ベビーソープの例
(全成分)石ケン素地、スクロース、グリセリン、水、ヤシ脂肪酸Na、ツバキ油、N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウムEDTA-2Na

「EDTA-2Na」は、アレルギー性があるとされた「102種類の旧表示指定成分」で、泡立ちを浴するための石油由来成分です。
また「N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウム」は、合成界面活性剤です。見かけは石ケンでも、合成界面活性剤が配合という石ケンもあるのです!

あちこちで売られているベビー用品の成分をよくよく見てみると、「これではわざわざ化学物質まみれにしてしまうようなもの」と怖くなってしまう製品が多いのが現状です。

赤ちゃんの肌にやさしいハーブと植物オイルは?

「オーガニック生活便」では、ベビー用アイテムももちろん天然成分100%のものだけをお取扱いしています。

生れてきたばかりの赤ちゃんの肌には、シンプルなオーガニック素材で作られた製品が一番です。髪やからだを洗うには、天然成分のみでしっかり作られた石けんがおすすめ。

天然成分にこだわったうえで、赤ちゃんの敏感な肌に適した、穏やかな働きをするハーブや、 植物オイルが配合されたものを選んであげてください。

たとえばカミツレ、黄カラスウリなど、穏やかに素肌を整えてくれるハーブがおすすめです。

カミツレは、昔からヨーロッパでは、「赤ちゃんのためのハーブ」として使われてきました。 最近は、痒みに悩まされる赤ちゃんも少なくありませんが、カミツレは痒みをやさしく和らげる働きもあります。また使っていくうちに肌細胞を整えて強くしていきます。

黄カラスウリは、昔から日本で使われてきた植物で、敏感な赤ちゃんの肌をやさしく整えてくれます。

 

赤ちゃんの肌は、基本的にしっとりとしていますが、乾くときだけ、油分を補ってあげる必要があります。そのためには、シアバター、マカデミアナッツ油など、シンプルな植物オイルがおすすめです。

シンプルなシアバターは、敏感な赤ちゃんの肌をやさしく守って保湿してくれます。 マカデミアナッツ油も人の肌の皮脂によく似ているため、赤ちゃんにおすすめの植物オイルです。

ただし、いくら安心安全な植物オイルでも塗り過ぎると、吹き出物になって出てきます。少なめに必要な量を塗ってあげるのが一番です。

当然のことながら赤ちゃんは自分では製品を選ぶことができません。

赤ちゃんを守るために、徹底して天然100%にこだわりながら、肌にやさしい植物が配合されたものを選んであげましょう。

 

赤ちゃんにおすすめの製品

石けん

ローション

植物オイル&クリーム