クリームがどうやってつくられるか知っていますか?
油分と水分を、ちょうどよいバランスで合わせることで、しっとりしたクリームが出来上がります。でも、本来水と油は分離してしまうもの。水分と油分を混ぜることを「乳化」といい、そこで必要なのが「界面活性剤」とよばれるものです。「界面活性剤」は洗顔料の洗浄成分としても使われています。
多くのクリームには、化学成分の乳化剤、合成界面活性剤が使われています。合成界面活性剤は、安価で大量生産しやすい代わりに、肌にダメージを与える毒性の強いもので、肌本来のバリア機能を壊していきます。化粧品は毎日使うものだから、天然素材で乳化された化粧品を選びたいですね。
天然の乳化剤としてよく使われるのが、手作りコスメでおなじみのレシチン。レシチンは卵や大豆に含まれる成分です。もちろん、せっけんにも界面活性剤としての働きがあり、乳化剤の役割を果たします。せっけんは天然のものなので、肌にとっては安全。それだけでなく、洗い流しても自然と分解するので環境も守ります。
昔ながらのクリームには乳化剤を使わず、ミツロウと植物オイルだけで作られたバルサムというクリームがあります。すこし固めですが、少量を取り、手の平で温めると柔らかくなり、保湿力に優れています。
クリームに使われるオイルが何から作られたものなのか、買う前にきちんと知っておきたいもの。
植物オイルは、原料となる植物によってさまざまな効果があるからです。
たとえばオリーブオイルはオレイン酸を多く含むので肌になじみやすく、ローズヒップオイルに含まれるビタミンCは肌にハリを与え、小麦胚芽油は血行促進、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。自分の肌にあった植物オイルを選んでください。
植物本来の持つパワーを最大限に活かすため、精製方法も重要。精製の途中で捨てられてしまう成分にも、多大な効果を持つ植物エキスがつまっています。じつは精製されすぎない方が、ポリフェノールなどの美容成分が豊富です。もちろん原料となる植物は、無農薬、有機栽培しているものを選びたいものです。
気をつけたいのが鉱物油を使っているクリーム。石油から精製された油分(=ミネラルオイル)は、植物オイルが持つような肌への効果がいっさいないだけでなく、かゆみや湿疹の原因になったり、長年使い続けるうちに肌本来の機能を弱らせてシワやくすみやシミを作ったりする、危険なものです。わざわざ鉱物油を肌に塗るなんて百害あって一利なし。植物のパワーをとじこめた植物オイルをもっと使って、肌を乾燥やくすみから守りましょう。
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