年末の大掃除もオーガニック洗剤で

1年の汚れを落とす大掃除の季節になりました。

大掃除にもオーガニックの安心安全な洗剤がおすすめです。

掃除によって、かえって家中、化学物質だらけに?!

大掃除に使う洗剤・・・どんな洗剤を使っていますか?

テレビなどで宣伝している洗剤は、サッと楽にキレイになりそうで魅力的ですね。

でも、そういった洗剤で家中掃除をするということは、合成界面活性剤や合成香料という、化学物質を家中にばらまくことに。一所懸命に掃除をして汚れが落ち、見た目はキレイになっても、家の中は化学物質で汚染されているということになりかねません。

昨今は、アレルギーや化学物質過敏症の人が増えています。自分には関係ないと思っていても、合成洗剤や合成香料を1日中、家の中で吸い込んでいることで、気がつかないうちに徐々に体調がおかしくなってしまうという例もあります。

また合成界面活性剤は、排水溝に流すことで、環境も汚染してしまいます。それは合成界面活性剤が自然の中で分解されないからです。近年、サスティナビリティ、持続可能な社会という言葉が意識されるようになっています。人にだけでなく、環境にもやさしい持続可能な社会を維持するためにも、オーガニックな掃除を意識してみませんか?

環境にも人にもやさしいオーガニック洗剤で大掃除

石けん洗剤、重曹、クエン酸、リタなど、自然素材にこだわって家中をキレイに。

人にも、そして環境にもやさしい大掃除をしましょう!

ガラス拭きやキッチンの油汚れには、天然洗浄成分「リタ」がおすすめ!

「リタ」は、別名「ソープナッツ」、日本名は「ムクロジ」といわれる植物です。この「リタ」の実には天然の洗浄成分サポニンがたっぷり含まれています。

昔からインドでは、洗髪や台所用洗剤、室内の掃除用の洗剤としてなど、様々な用途で使われていました。

この「リタ」は油分をスッキリ落としてくれるので、ガラス拭きや鏡みがきにおすすめです。普通の洗剤でも落としきれない油分の汚れがスッキリ落ちるので、窓ガラスも鏡も驚くほどピカピカに!

また換気扇のつけ置き洗いやレンジ周りのしつこい油汚れなどにもおすすめ。

「リタ」はこの他、食器や鍋やフライパン洗いにもおすすめ。油汚れがサラッと落ちます。もちろんガラスのコップも曇りなくピカピカに。

天然成分100%なので、手荒れしないのも魅力です。

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お掃除に「天然ヘチマたわし」のすすめ

「へちまたわし」は、ボディスポンジとしてよく使われますが、食器洗いや掃除用にもおすすめです。ハサミで切ることができるので、好みの大きさに切って使えます。水になじませると柔らかくなるので、食器に傷をつけることなくスッキリ洗い上げることができます。泥付きの根菜を洗ったり、シンクやコンロ周りの汚れなど、なかなか落ちにくいところを洗うのにも適しています。ヘタりにくいので、結構長く使えます。

プラスチックで作られたボディスポンジや食器洗い、掃除用のスポンジなどは、使ううちに擦り切れた小さな破片が下水から川へ、さらに海へと流れてマイクロプラスチックとなってしまいます。

「へちまたわし」は、植物繊維なので小さな破片となって下水に流れても心配ありません。使った後、土に埋めれば土にかえります。「へちまたわし」は、自然界で循環できるすぐれた素材なので、「持続可能な社会」にとってはすぐれものです。

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「ガラ紡の食器も洗えるふきん」

お掃除用ではないけれど、「ガラ紡の食器も洗えるふきん」も紹介します。

ガラ紡とは、「ガラ紡績機」で紡いだ糸のこと。この糸で織りあげた「和紡布」は、均一ではない糸がしっかりと汚れをからめとってくれるので、洗剤なしでも油汚れが落ちます。

洗濯機で洗え、繰り返し使えますが、ヘタってきたら掃除用の雑巾として再利用できます。

最後には土に埋めれば、自然にかえります。

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万能洗剤、「サンダーレッド」の雷パワー

カミナリが落ちてびっくりするように、汚れが落ちてびっくりしたことから「落ちて驚く雷石鹸」としてサンダ-レッドと名づけた、という「サンダーレッド」。原料は水と大豆油と苛性ソーダの3点のみ。

名前の通り、洗濯から食器洗い、家中のお掃除まで、「サンダーレッド」1つで家の中がピカピカに!

壁紙やドアの手垢などの軽い汚れに、カーペットやラグに、調理台や電気ポットの外側の手垢などガスレンジ・換気扇の汚れに、お風呂、トイレの掃除にも使える万能洗剤です。

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本醸造のしょうゆ造りの過程で採れる大豆油を使った、99.9%の純せっけん

お掃除洗剤の定番、「重曹」&「クエン酸」

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性です。汚れによって上手に使い分けしましょう。

重曹は酸性の汚れ落としに使います。お風呂の湯垢、汗、キッチンの油汚れ、焦げ付き、ほこり、手垢、食器洗い、排水溝の汚れなど。

クエン酸は逆にアルカリ性の汚れ落としに使います。シンクやポット、蛇口や鏡、石けんカス、トイレの黄ばみ、まな板の除菌、たばこのヤニ落としなど。また重曹を使って掃除した後のリンス剤としても使えます。

この2つを上手に使えば、合成洗剤を使わなくても、家中どこでもすっきりピカピカに。

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石けんでコロナ対策を

今年の大掃除は、きっとコロナ対策として部屋の消毒方法が気になるところでしょう。

国立感染症研究所の実験によって、石鹸がコロナウィルスを抑えるのにとても有効であることが証明されています。洗濯時の石鹸の濃度は、約0.2%ですが、それを100万個のコロナウィルスを入れた容器にかけると、約20秒で、ほぼ死滅するとの結果が出ています。

つまりアルコールがないときにも、十分、石鹸で消毒ができることになります。

具体的にテーブルの消毒としては、次のようにします。まず石鹸液をつけた布でテーブルを拭き、20秒待ってから、湿った布でテーブルを拭きます。そうすることによって完全なコロナ対策ができます。

また外から帰ってきたとき、手洗いは習慣化しつつありますが、口の中も消毒したいものです。

そんなときは、石鹸歯磨きで歯を磨き、約20秒間、うがいをすることで口の中もウィルス対策ができます。

石鹸は、コロナウィルスの細胞膜そのものを破壊する働きがあるそうです。

意外にも、ハンドソープや歯磨きによく使われている合成界面活性剤のラウレス硫酸ナトリウムは、コロナウィルス対策にはあまり効果がないという結果が出ています。

合成界面活性剤はたんぱく質にくっつきやすい性質があります。ラウレス硫酸ナトリウムは、コロナウィルスの細胞膜の周りから突き出ているスパイクというたんぱく質の突起にくっつくものの、石鹸のように細胞膜は破壊できないため、コロナ対策としては効果がほとんどないのです。