オーガニックの薔薇は、スキンケアの女王

オーガニックの薔薇は、スキンケアの女王

6月は薔薇の美しい季節。

古代エジプトの女王クレオパトラが薔薇を愛したのは、薔薇が単に美しい花だからというだけではなく、若さと美貌を保つためでした。

薔薇は花の中の女王といわれていますが、スキンケアの女王でもあるのです。

クレオパトラは、薔薇のお風呂で湯浴みすることで若さと美貌を保ったといわれています。

古来より認められてきた薔薇の薬効

クレオパトラとほぼ同時代のローマ人、大プリニウスは『博物誌』の中で、浴槽に薔薇の花を満たした「薔薇風呂」によって肉体を若々しく保ったという記述があるので、クレオパトラの話もあながちおとぎ話ではないようです。彼は薔薇が胃痛、歯痛、不眠、傷、炎症など32種類の症状の治療に有効だとも論じています。

また、世界各地に薔薇を薬用植物として使っていた記録が残っています。

古代ペルシャでは、薔薇の花びらを浸けて香りをしみ込ませた油脂を鎮痛剤として使っていました。中国医学では薔薇の一種、ハマナスの花が肝臓や血液の病気に効くとされました。インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、薔薇は体のバランスを調整し、特に心臓、眼、皮膚によく、血液の濁りをとる効果が高いとされています。エジプトでも薔薇の花びらを脂肪につけてクリームを作り、皮膚病の治療に使われていました。近代に入ると薔薇には様々な芳香分子が存在し、それが薬効のもとであることが化学的に突き止められ、薔薇の効能が伝説や迷信ではないことがわかってきました。

スキンケアには有機栽培のオールドローズがおすすめ

今、花屋さんで売られている薔薇は、ほとんどがハイブリッドローズです。ハイブリッドローズは薔薇の美しさのみを追求し、品種改良を重ねて作り上げた品種です。そのため薔薇の香りや効能などは切り捨てられてしまいました。そして農薬と化学肥料をたっぷり与えないと育たない薔薇になってしまったのです。

スキンケアに適しているのは有機栽培のオールドローズです。オールドローズは原種に近く強い品種なので農薬や化学肥料なしで育ちます。この生命力あふれたオールドローズは古代から愛され続けてきた香りと様々な効果を今も保ち続けています。

不思議なことに薔薇の化粧水は、脂性肌の人にも、その反対の乾燥肌の人にも良い効果をもたらします。薔薇はホルモンに似た働きを持ち、皮脂を調整するバランス回復作用があるようです。また硬くなった肌をふっくらと柔らかくし、潤いと弾力を与えてくれます。メラニン色素を抑える働きもあるので、くすみのない明るい肌へと導いてくれます。

心も癒すオールドローズの香り

薔薇の香りは気持ちを落ち着かせ心身をリラックスさせてくれると同時に、その華やかな香りは女性の感性を刺激し、気分を高揚させ幸福感をもたらすと言われています。そして女性ホルモンのバランスを整えてくれ、生理前のイライラや更年期障害の症状を緩和してくれるなど、女性の心に調和をもたらす嬉しい香りです。

ただし薔薇の香り成分を取り出した薔薇の精油(ローズオイル)には、水蒸気蒸留で採取する方法と溶剤で採取するアブソリュートという採取方法があります。アブソリュートの精油は安価ですが、溶剤はヘキサンなどの化学物質なので注意が必要です。

オールドローズの代表的な品種には「ガリカ種」「アルバ種」「ダマスク種」「センティフォリア種」などがありますが、その中でも最も香り高いことで有名なのが「ダマスク種」の薔薇、ダマスクバラです。

中でもダマスクバラを水蒸気蒸留した精油は、「ローズオットー」と呼ばれ尊ばれています。「ローズオットー」は、2トンの薔薇からたった400gグラム程度しか取れないという非常に貴重で高価なものです。

香り高いダマスクローズはまさに「薔薇の女王」。

クレオパトラが愛した薔薇もダマスクローズに近い品種といわれています。

商品紹介|オールドローズを使用したスキンケア