安心の食品で活性酸素を抑えよう。

安心の食品で活性酸素を抑えよう。

活性酸素はよく体の「錆び」といわれます。これは金属の錆びと同じように酸化が原因のためです。私たちの生活には活性酸素を増やす要因が溢れています。日々、抗酸化力の高い食品を摂って「錆びない」体をめざしましょう。

抗酸化物質を含む食べ物は?

酸化とは、物が錆びたり、腐ったりすることをいいます。人間の体は酸素を取り込んで生きていますが、その過程で一部の酸素が化学反応を起こし、「活性酸素」というものを発生させてしまいます。活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスを除去する働きもありますが、過剰に発生したときが問題です。過剰な活性酸素は多くの病気の原因となっています。その活性酸素を抑えるのが「抗酸化物質」です。抗酸化物質といえばビタミンC、ビタミンE、βカロテン、ポリフェノール、カテキンです。

ゴーヤ

ゴーヤに含まれるビタミンCは非常に豊富で、トマトの5倍以上といわれています。通常ビタミンCは加熱すると壊れやすいのですが、ゴーヤなら痛めても壊れにくいのが特長です。水にさらすとビタミンCが流れ出てしまうので注意!

オクラ

βカロテンやビタミンCが豊富で、抗酸化作用や髪や肌の健康維持、骨を生成する上でも欠かせないカルシウムも多く含まれています。オクラ独特のぬめり成分のペクチンは胃腸の働きを助けるので夏バテなどで弱った胃におすすめ。

モロヘイヤ

抗酸化成分は野菜の中でもトップクラスです。βカロテン、ビタミンCやビタミンB 2、ミネラルが豊富で、疲労回復や老化防止、シミ・シワ・ニキビなどの肌トラブルの改善に効果的です。

トマト

βカロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富で、赤い色に含まれるリコピンには強力な抗酸化作用があり、メラニン生成を抑制する働きもあります。βカロテンやビタミンCは免疫力を上げて皮膚粘膜を強くしてくれます。

ブロッコリー

レモン以上のビタミンCがあり、βカロテンも豊富なので美肌や免疫力UPには効果的です。紫外線や煙草など、体内に取り込まれた有害物質を排出する解毒作用もあります。

カボチャ

βカロテンやビタミンC、ビタミンEなどを豊富に含み、活性酸素を抑えたり免疫力を上げる働きがあります。老化や生活習病防止に効果的で、美肌に効果的なビタミンEの含有量は野菜の中でもトップクラスです。