美容植物は使う人の肌によって効果を変える?

美容植物は使う人の肌によって効果を変える?

オーガニックコスメに使われる美容植物には、
使う人の肌によって効果を変えるという働きがあるのを知っていますか?

ひとつの合成成分には、有効効果は保湿や抗菌など、ひとつかふたつしかありませんが、天然の植物の美容効果は多数あります。また、その美容効果は、それぞれの肌によって違う働きをすることもあるのです。美容植物の多くは、その人の肌がちょうどよいバランスになるように働いてくれます。合成成分のように、効果を絞って開発されたものとは全く違います。生きている自然からの、生きている私たちの肌への贈り物ですね。

肌によって働きを変える美容植物って?

乾燥肌にはうるおいを与えて、オイリー肌は皮脂を抑え、日焼けした肌には消炎をして肌を白くしたり、シワやくすみがある肌にはエイジング効果を発揮したり、使う人の肌の状態によって美容植物の効能は変わります。ニキビがあるときに植物成分を使って、早く治ったという経験はありませんか。合成成分と違って、ひとつの植物で効果をひとつやふたつ挙げるのは、本当はむずかしいことなのです。

代表的な美容植物は?

ローズマリー

若返りのハーブとして有名です。炎症を起こした肌には沈静効果、日焼けした肌にはメラニン生成抑制作用による美白効果、年齢肌には老化予防などの効果があります。高い抗酸化を持つ植物です。

ヘチマ

皮膚細胞を活性化するサポニン群が多く含まれていて、皮膚細胞を活性化し、若返らせる効果があります。日焼けやほてりがあるときは、肌を鎮め透明感を与えてくれます。

バラ

ガリカ種の赤いバラは、中世ヨーロッパでは「楽屋の薔薇」とも呼ばれ、万能薬として尊ばれていました。スキンケアとしても、バラは万能的な効果を発揮します。乾燥肌に対しては潤いを与え、オイリー肌に対しては皮脂を抑えることはよく知られています。