紫外線が気になる季節ですね。紫外線対策はしていますか?
健康な肌にはもともと紫外線をカットする力がそなわっています。
たとえば肌に湿り気(皮脂)が十分あると紫外線は肌の中に入り込めません。
そこで肌に、湿り気がより長続きする油分を塗ることで紫外線を和らげる力を高めることができます。でもせっかく油分を塗るなら、より紫外線に強い油分を選びたいですね。
そこでおすすめしたいのが、シアバターとアルガンオイルです。
植物は動物と違い、自分で動くことができません。強い日差しから逃げることもできません。そのため植物は紫外線に対して強い力を持っています。特にアフリカの乾燥地帯に育ったシアの実やアルガンの実からとれるシアバターやアルガンオイルなどは、紫外線防止効果が高いことが実験データーでも証明されています。これらのオイルは保湿力だけではなく、抗酸化力も高いのが特徴。紫外線防止効果に加えて、肌にハリとつやを与え、エイジングケアにも優れているので一石二鳥です。
また、従来から肌の再生(ターンオーバー)を促進すると言われてきた紫草の根(シコン)は、最近の研究で紫外線を和らげる力もあることがわかってきました。シコンクリームを化粧水でのばして、化粧下地としてお顔に、また首筋や腕などボディに塗れば、紫外線防止対策になります。
日差しを浴びた後にはメラニン色素を抑える植物エキスの入った化粧水やクリームを使いましょう。メラニン色素を抑える代表的な植物は、バラ、カミツレ(カモミール)、ドクダミ、カンゾウ、ハトムギ、スイカズラ、ソウハクヒなどです。日焼けで赤くなってしまった肌には、はちみつパックや化粧水パックがおすすめです。
昔から万能薬として知られるオウバクエキスが、ダメージを受けた肌を正常な肌へと導きます。
すぐれた鎮静作用を持つカミツレエキスが肌の炎症をおさえます。敏感肌にも。
ダマスクバラエキスにはシミ、くすみを予防し、メラニン色素を抑える働きがあります。
ラベンダーエキスにはかゆみを和らげ、傷や炎症を抑え、治りをよくする働きがあります。
十薬(ドクダミ)エキスが肌トラブルをケアし、シミ、くすみを予防します。
「あんなに高いUVクリームを使っていたのに、どうしてシミがこんなに増えているの?」という声をよく耳にしませんか?
SPF値の高いほとんどのUV化粧品には、石油由来の紫外線吸収剤が含まれています。よく配合されているのはオキシベンゾン、パラアミノ安息香酸エステル、シノキサート、サリチル酸オクチル、メトキシケイヒ酸オクチルなどです。
これらは皮膚を刺激するだけでなく、知覚マヒや急性致死毒性、環境ホルモン作用なども疑われています。しかしUV化粧品の多くは「医薬部外品」なので成分表示がありません。合成の紫外線吸収剤は薬事法でも使用量が制限されているもので、安全安心とは言い難いものなのです。
また合成成分の多くは、肌を酸化=老化させてしまうため、結果的には、かえってシミやくすみを作る原因にもなりやすいのです。
人間の肌は多少日焼けしても、植物オイルや植物エキスでしっかりケアしていれば、順調にターンオーバーしてメラニン色素を含んだ肌細胞がアカになって排出されるので、シミになる心配はありません。テレビや雑誌の過剰な紫外線防止化粧品の広告に惑わされず、正しい知識を持って安全なものを使いたいですね。
※オーガニック生活便で扱っているサンケア製品には、合成の紫外線吸収剤が配合されているものはありません。すべて天然成分ですので安心してお使いいただけます。
良質なシアの樹の実からとった柔らかさがうれしいシアバターです。
肌にうるおいとハリを与えるビタミンEがオリーブオイルの3倍以上。100%ピュアなアルガンオイル。
日差しに負けない万能クリーム。化粧水で伸ばして使います。
メラニン色素を抑える植物を数多く配合。お出かけ時に首や腕に塗りUVケアとしてお使いいただけます。
バラ、カレンドラ、カミツレ、真珠などがベールとなって素肌を日差しや乾燥から守ります。