知らなかった!家の中にこんなにある 問題化学物質

2018/07/20

問題化学物質
知らなかった!家の中にこんなにある









Living & Bedroom

家の中で、農薬散布!?

虫除け&防虫線香

一般的な殺虫剤や蚊取り線香などは、人体に対しても強い毒性を持っています。

たとえば、蚊取り線香などに使われるピレトリンという成分は、目や鼻に刺激があり、頭痛やめまいを引き起こし、成人致死量は50g以上という毒性の強いものです。
また、防蟻剤などに使われるクロルピリホスは、神経毒性が強く、倦怠感、頭痛、めまい、嘔吐などの症状を引き起こします。
虫が死ぬということは、それだけ危険だということ。幼児の誤飲は命にかかわります。

こうした強い薬品を使う代わりに、ラベンダーなどの精油を焚くほか、天然成分の防虫線香などを使うのがおすすめです

芳香剤&防臭剤

人工香料は主に石油を原料にしており、石油由来成分はアレルギーなどの原因となることが指摘されています。

トイレの芳香・防臭剤に多用されているパラジクロロベンゼンは、トイレ内で揮発してアレルギー疾患を引き起こすことがあるなど、現在芳香・防臭剤に使われている成分のほとんどが、安全性の確認されていないものばかりです。

いっぽう、植物が生み出す香りには、空気を浄化するほかに、植物の成分が脳に働きかけ、リラックス効果をもたらすことも。また、防臭剤に関しては、天然素材由来の活性炭は安全で、確かな効果があるものといえます。




おすすめオーガニック商品
  • 菊花せんこう 標準 りんねしゃ
    昔ながらの天然成分のみで作られた子どもにも安心の虫除け用菊花線香です。
    除虫菊に含まれる天然のピレトリンは虫も抵抗力をつけず、ペットにも安全です。

    市販の蚊取り線香に使われる合成のピレストロイドは、虫が抵抗力をつけ、水に溶けてしまうので、魚や水性動物を飼っている人は注意が必要です。

  • ベチバーウォータースプレー  (本体 100ml、詰め替え用 300ml) SA no SA
    日本で初めて福岡県八女市でオーガニック栽培されたベチバーを原料にして、ベチバーウォーターを作りました。
    九州大学との共同研究によって誕生した100%植物成分使用の弱酸性ハーブウォーターです。

    消臭作用と抗菌作用があるベチバーウォーターをスプレーすることにより、さわやかな空間を作り出します。






    Kitchen

    毎日の食事を作るキッチンにも不安がいっぱい

    台所用洗剤

    台所用の洗浄剤には、「台所用石けん」と表示されているものを選びましょう。
    この表示があれば、洗浄成分の全てがせっけんであるということです。
    「台所用複合石けん」や「合成洗剤」と表示された洗剤は、せっけん以外の合成界面活性剤が使われています。
    石油から作られた合成界面活性剤は肌を少しずつ侵し、皮膚のバリア機能を低下させるほか、ASなどの高級アルコール系の洗剤は、タンパク質を変性させる作用があります。

    食器などに残留した成分はアレルギーの原因になることもあります。さらに、排水の泡が消えないため、水質汚染の原因となるほか、化学成分が河川だけでなく土壌なども汚染します。

    漂白剤

    漂白剤は、酸化剤と還元剤を主成分として、化学作用によって汚れを落とします。

    汚れの分子に強制的に酸素原子を与えたり、取り去ったりすることによって汚れを分解し、無色化するのです。

    漂白剤には「塩素系」「酸素系」などの系別がありますが、特に塩素系漂白剤には、ほかの洗剤と混ざると有毒ガスを発生するものもあり、注意が必要です。
    漂白には安全性の高い酸素系漂白剤などを使いましょう。

    おすすめオーガニック商品


    • パックス 酸素系漂白剤 430g 太陽油脂
      まな板やフキンなどの除菌・除臭に。食器・調理用品の漂白に。

      衣服の黄ばみ・黒ずみ・しみの漂白に。赤ちゃんの肌着・おむつの漂白と除菌・除臭にと、活躍してくれる酸素系漂白剤です。酸素の気泡で石鹸カスの付着を防止してイヤな臭いをやわらげます。

    • アルテ

      パックスナチュロン 台所のせっけん 500ml 太陽油脂
      食器洗いで手荒れに悩む人のために作った「台所のせっけん」。
      保湿力の高いハイオレックヒマワリ油を石けん素地に配合することによって、肌の潤いを守りながら、食器を洗うことができます。
      合成成分は一切使用していなく無香料・無著色。手肌にやさしい処方でありながら、汚れをしっかり落として泡切れがいいのも嬉しい。
      容器は、出しやすく使いすぎを防ぐポンプ式タイプになっています。







      Bathroom

      こんなに化学成分だらけではくつろげない

      カビ取り剤

      カビ取り剤には必ず「換気をよくして使いましょう」と書かれていますが、これは、それだけ危険性が高いということ。

      皮膚をただれさせてしまう次亜塩素酸、発ガン性のあるチア・ベンダ・ゾールなど、毒性の強い薬剤が多用されているので注意が必要です。
      使用時に頭痛や吐き気がするだけでなく、風呂場に残留した成分によって家族も体に影響を受け、そして排水に流れた後は川や海を汚染します。

      カビ取り剤の代替として、たとえば、お風呂上がりに窓を開け、壁に冷水をかけるだけで、カビの発生は大幅に防げます。また、洗剤を使わなくても、ゴムやサンドペーパーなどでもきれいに落ちます。

      また、ラベンダーやヒノキの精油、木酢液をお風呂に入れれば、浴室の殺菌や、カビの予防になります。

      シャンプー

      多くのシャンプーには、合成界面活性剤が使われていますが、これは皮膚のバリア機能を少しずつ壊してしまい、肌に必要な皮脂もごっそりと奪いさります。

      代表的なものは、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル、ポリエチレングリコール(PEG)などで、いずれも環境ホルモンや発ガン性物質として指摘されています。

      また、動物実験では妊娠率の低下や催奇形性なども報告されています。
      排水汚染のことを考えても、せっけんの使用が賢明です。

      注意してほしいのは、合成界面活性剤の中には石油だけではなく、ヤシ油などの植物油からも作られているものがあることです。
      ヤシ油原料の合成界面活性剤にはココグルコシド、コカミドプロピルベタインなど多くのものがあります。

      たとえ植物油を原料としていても、人工的に作りだした合成界面活性剤であるので、人体にも環境にとっても大きな負担をかけます。

      せっけんシャンプーは、きしみやごわつきが気になるというイメージが強いのですが、ごわつくのは髪に残ったヘアケア剤の残留成分が反応するためで、最初の数日をすぎれば髪はしなやかになります。最近はハーブなどを配合した使いやすいせっけんシャンプーも増えています。

      歯磨きペースト

      歯ぐきの粘膜は少しの刺激で出血するとてもデリケートな部分。

      さらに歯磨き中に少量飲み込んでしまうことも多く、マウスケアに使うものは、安全性の高いものが望まれます。

      ところが一般的な歯磨きペーストには、発泡剤や研磨剤として、石油由来の化学成分が使われています。

      また、パラベンに代表される防腐剤は、製品の腐敗を防ぎますが、本来人間に必要なはずの常在菌も殺してしまい、使い続けるうちに粘膜は弱ってしまいます。
      最近は天然成分だけで作られた歯磨きペーストも市販されています。ハーブなどの自然の力を使ったマウスケアは、歯の汚れを落としながら、同時に歯ぐきも丈夫にします。

      おすすめオーガニック商品

      • 素髪の艶シャンプー 500ml アルテ
        古来からの植物療法に学び、髪本来の美しさと頭皮の健康を蘇らせる植物を厳選しています。

        髪にハリを与えるローズマリー、セイヨウキズタ、メリッサ、髪にツヤを与えるスギナやカミツレ。

        そして頭皮のために、皮脂バランスを整え、痒みやフケを予防するトウキンセンカ、ラベンダー、ユキノシタ、ビワを配合しました

      • マスチック デンタルエッセンスジェルMS ローヤル 50g 漢方歯科医学研究所
        「歯周病を自分で治す本」を書いた歯科医、渡辺秀司さんが開発した歯磨きです。

        渡辺さんは、研究によってマスティックが歯周病の原因となる菌を抑えることを突き止め、 マスティックの歯磨きを作りました。

        マスティックが10%と高配合されているため 従来は歯科医院でのみ販売していましたが一般での販売を開始しました。
        歯茎がよく腫れたり、さがっているのが気になる人にもおすすめします。
        歯茎を丈夫にして、もちろん口臭の予防にも。

      • SHELLISTA(シェリスタ)除菌消臭パウダー 100g newlogic
        『シェリスタ』の成分「貝殻焼成カルシウム」とは、ホタテ貝の貝殻を1000度以上の高温で熱した後に加水した強アルカリ性の水酸化カルシウムです(pH12.5~13.2)。
        この強アルカリ性はタンパク質を分解する性質があるため、病原菌やウィルスの細胞壁を破壊し、菌類を死滅させることができます。