緑茶&紅茶でコロナ対策 コロナウィルスはカテキンに弱い!

カテキンでコロナウィルスが減少

前回、コロナウィルスは石けんで不活性化するというデータが公表されたというお話をしましたが、「オーガニック生活便」にとって嬉しい実験結果がもう一つあります。

それは、「紅茶や緑茶に含まれるカテキンがコロナウィルスを減少させる」ということです。

これは、2020年の11月に奈良県立医科大学から発表されています。

お茶に含まれるカテキンは、昔から殺菌作用があると言われています。お寿司を食べたときお茶を飲むのは、お茶の殺菌効果によって食中毒を防ぐためといわれています。また中国最古の薬物書『神農本草経』に、茶の薬効が書かれており、中国の伝説上の神である神農は、茶を飲んで毒を消したといわれています。

習慣的に毎日お茶を飲む日本人にとっては、取り入れやすい、嬉しい情報ですね。

無農薬で育てられたお茶を飲みましょう!

ただお茶といっても、一般に売られているお茶は残留農薬が心配です。お茶は野菜より摂取する量が少ないということで、基準が甘くなっています。茶畑で刈り取られたお茶はそのまま乾燥し焙煎します。ということは、お湯で抽出して飲むときに農薬ごと抽出してしまうことになります。健康になるはずが、かえって健康を害してしまう可能性も。

お茶を飲むなら無農薬で育てられた茶葉を選びましょう。

農薬を使わずに育てられたオーガニックのお茶には、殺菌力に加えて免疫力を上げるパワーもあります。

無農薬の安心安全なお茶を飲んで、健康な生活を送りましょう。

奈良県立医科大学(同県橿原市)は27日、新型コロナウイルスが市販のお茶によって無害化する効果を確認したと発表した。基礎研究段階で人での効果は未確認だが、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99%が感染力を失っており、感染対策の一つとして期待。商品により効果に差があり、メーカーの許可を得て商品名の公表を検討するとしている。

実験は同大の矢野寿一教授(微生物感染症学)の研究チームが実施した。実験ではペットボトル入りの緑茶や紅茶など約10商品を使用。試験管内でウイルスとお茶を混ぜ、経過時間ごとの感染力を持ったウイルスの量を検査した。

最も効果が高かったのは茶葉から淹(い)れた紅茶で、感染力のあるウイルスは1分間で100分の1、10分間で千分の1以下にまで減少した。矢野教授は、人への効果について「可能性の段階」とした上で、「インフルエンザでカテキンの効果は確認されており、お茶を飲むことで同じような効果が期待される」と話した。

矢野教授によると、カテキンはインフルエンザウイルスなどの表面にある突起状のタンパク質に付着し、感染力をなくすことが確認されており、新型コロナでも同様の効果が推測されるという。

2020.11.27 産経新聞WEST より引用

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