暑さで体力を消耗しがちな夏、
オーガニック食品で、免疫力アップ！

Withコロナの今、免疫力を高めて健康を維持することが大切です。 健康な体づくりには、栄養価が高いオーガニックフードがおすすめ。 特に気温が上がるにつれ、体力を消耗し、免疫力も下がりがちに。 オーガニック食材を上手に取り入れて、健康を維持しましょう！

今、野菜の栄養価が落ちています

スーパーの食品売り場に行くと、虫喰いのない形の良いキレイな野菜や果物、調理されたおいしそうなお惣菜などがたくさん並んでいます。値段も手頃、私たちは昔に比べてとても豊かな食生活を送っているような気がします。

しかし何故か、以前は多くなかったアレルギーやアトピーなどの悩みを持つ人が増えています。

虫喰いのないキレイな野菜や果物を安価で買うことができるのは、農薬と化学肥料を使って大量に生産できるようになったからです。

ただし農薬や化学肥料で育てられた農作物は、健全な大地で育ったオーガニックの農作物に比べてビタミンやミネラルが少ないことが報告されています。実際、ほうれん草に含まれるビタミンＣは、60年前と比べるとほぼ1/3に減っているという統計も出ています。そのほかのカルシウムやマグネシウム、鉄分、ビタミン類の栄養価についても一様に下がっています。ほうれん草に限らず、ダイコン、キャベツ、ニンジンなどなど、様々な野菜の栄養価が下がっています。健康にいいからと野菜を食べても、希望通りの栄養を摂るために大量の野菜を食べなくてはならないことになります。

サプリメントに頼らないで

「不足しがちな栄養素は、サプリメントで補おう！」ということで、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、鉄分など様々な栄養素の不足を補うためのサプリメントが登場しています。現代では豊かになったはずの食生活をおくっているのに栄養が不足し、そしてそれを補うためにサプリメントを飲むのです。

「健康のためにサプリメントを！」と宣伝されていますが、実はサプリメントを作るには食品添加物が必要です。メーカーによってはこんなに使わなくてもというくらいの添加物を使用していることもあります。もちろん添加物は合成成分です。特に海外から輸入されているサプリメントには添加物が表記されていないものもあります。成分や含有量さえ表示されていない怪しいものも多いようです。よくわからないものを摂取するのは危険です。

またサプリメントにはとりすぎるとかえって健康を害するという副作用が懸念されています。とくに２種類以上のサプリメントの飲み合わせや薬との飲み合わせにも注意が必要です。

オーガニックな食材にはミネラルやビタミンが豊富

一方、農薬や化学肥料を使わずオーガニックで育てた農作物は、ビタミンやミネラルがなどの栄養素が豊富です。近年の研究では土の中の微生物の働きが、農作物に豊富な栄養素やポリフェノールなどをもたらすことが明らかにされています。しかし農薬や化学肥料を多用する現代農業はこの貴重な微生物を殺してしまいます。

オーガニックの農作物はポリフェノールなどの抗酸化物質も富んでいるため、当然ながら免疫力を高めてくれます。農薬や化学肥料、食品添加物の多くは石油から合成されたもので、体内汚染のもととなり免疫力を下げるものなので、できる限り避けることが健康にとって大切です。

農薬や化学肥料を使わずにきちんと育てられた栄養価の高い農産物を、積極的に食べることで免疫力を上げましょう。また農作物だけでなく調味料や加工食品も、農薬や化学肥料を使わずに育てられた穀物を原料にして、添加物を使わずに作ったものは栄養価も高いので免疫力UPに役立ちます。

そして、そういった食品は美味しいです。

オーガニックフードはスーパーで一般に売られている食品に比べると価格が高くなりますが、その栄養価や安全性を考えたらサプリメントを摂取するより、よほど経済的で安心といえるでしょう。