花粉症の人にとっては不快な季節がやってきました。
今年のスギ花粉は九州や北陸、関東甲信、東北では例年並み、四国、中国、近畿、東海では例年より少ない見込みです。一方、北海道は例年より非常に多いとのこと。
今年も昨年に引き続きコロナの流行もあり、花粉症の人はくしゃみをするのも周りの目を気にしてしまったり、余計につらいですね。
でも即効性にひかれて、薬だけに頼るのも考えものです。 薬を飲むとすぐに楽にはなるけれど、飲み続けると体が本来持っている免疫力が低下するからです。 また薬は副作用も心配です。
花粉症とコロナウィルス。どちらにしてもマスクが手離せなくなりました。マスクの不快感を減らし、清潔に使用するためのマスク用スプレーがいろいろと販売されていますが、マスクにスプレーするということは常にその成分を吸い込むということ。ぜひオーガニックの精油を使った安心安全なスプレーを使いましょう。特にユーカリやペパーミントの精油は、呼吸器にいいと言われています。マスクにスプレーするほか、ルームスプレーとして使うのもおすすめです。
花粉症のとき、特につらい症状は、鼻づまりや喉の痛み。そうした症状におすすめなのがアマゾンの「聖なる樹木」と言われるコパイバマリマリ。コパイバマリマリの樹液は、粘膜に作用すると言われており、喉に1滴たらすとスッキリします。その他、インドのアーユルヴェーダでは、ナシヤオイルというオイルも粘膜に効くと言われています。鼻に直接つけるオイルですが、効果が出やすいのがうれしいオイルです。
肌のかゆみには、カモマイル、ラベンダーなどのハーブエキスが入った化粧水がおすすめです。カモマイル(カミツレ)は敏感肌の人にもおすすめです。花粉の季節には特に肌が乾燥しているとかゆみが増すので、保湿効果のある入浴剤をいれてゆったりバスタイムを楽しむのもいいですね。入浴後にオーガニックオイルやバルサムを顔や体全体にのばしてしっかり保湿しましょう。
昔から伝えられてきた植物を活用するナチュラルケアは、症状の軽減だけでなく、根本的な体質改善としてもおすすめです。ナチュラルケアを心がけ、体の内側からだけでなく、スキンケアも活用して、なるべく薬に頼らずにこの季節を乗り切りましょう!