アルプスのハーブ物語 その4   ティーツリーのお話

アルプスのハーブ物語 その4
ティーツリーのお話

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アボリジニの万能薬、ティーツリー

ティーツリーはオーストラリアの亜熱帯地域に生息する植物。フトモモ科の小高木で、樹高は7mほどになります。細長い形の葉が特徴で、初夏には白やピンク色のふわふわ羽毛のような花を咲かせます。

ティーツリーといっても”お茶の木”ではありません。イギリス人探検家のキャプテン・クックがお茶の代わりに飲んでいたことが名前の由来と言われていますが、本当かどうかは定かではありません。

オーストラリアの先住民族アボリジニは、何千年もの間、この葉をすりつぶして、万能薬として使ってきました。第2次世界大戦でもティーツリー油はオーストラリア兵の抗菌薬として使われていました。
今でもオーストラリアでは軽い怪我や擦り傷の消毒薬やかゆみ止めとして多くの家庭で使われています。

抗菌・殺菌・抗真菌・抗感染!

ではなぜ何千年もの間、アボリジニ、オーストラリアの人々に万能薬とされていたのでしょう?
ティーツリーにはまず、抗菌、抗真菌作用があると言われています。そのため、ニキビや水虫など真菌性の皮膚に一定の効果があるとされています。また殺菌力があり、切り傷や虫刺され、やけど、日焼けの炎症を抑えるために使われています。

ほとんどの精油は、強すぎて肌に直接つけることはNGですが、うれしいことにティーツリーの精油は、肌に直接つけてもいいものとされています。
だから初めて精油を使う人も手軽に使えます。

ティーツリーの主成分であるテルピネン-4-オールは、優れた抗感染作用があり、さらに免疫力を高めるため、風邪やインフルエンザの予防によく用いられます。呼吸器系の痛みや炎症をやわらげる効果もあると言われています。

深い森の香りでリフレッシュ

ティーツリーの精油は深い森の空気を感じさせる、スッと清涼感のある香りです。
その香りは心身を強くする効果があると言われ、慢性的な疲れやストレスを感じた時に使うと、沈んだ気持ちがアップしリフレッシュすると言われています。また精神的な不安をやわらげ、物事を肯定的にとらえる手助けをしてくれるとも言われています。

ストレスが多い現代生活において、ティーツリーはとても頼りになる「恵みの植物」です。
いつも1本、バッグに入れておくと、いろいろ役にたちますよ。

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