ハーブ物語 その17 ローズヒップのお話

ハーブ物語 その17
ローズヒップのお話

ローズヒップは何といってもビタミンC!

ローズヒップはバラ科のバラ属の植物の果実のこと。本来は「ヒップ」だけで「バラの果実」という意味なのですが、わかりやすく「ローズヒップ」とよばれています。

基本的には、どの品種のバラからもローズヒップは収穫できますが、一般的には、「ドックローズ」という原種のバラから収穫されたものをローズヒップとして利用します。
「ドッグローズ」とは変わった名前ですが、ラテン語でローザ・カニナRosa canina(「犬のバラ」の意味)と呼ばれていたことに由来しています。和名はイヌバラ。
ギリシャ・ローマ時代、狂犬病に効くと信じられ、実際 18~19世紀頃には狂犬病治療に使用されていたとの説もあります 「ドッグローズ」は、ヨーロッパの野生種で、花はかわいいピンクの小輪一重咲き。
秋になるとオレンジから赤色の実が鈴なりに実ります。 ※「ドッグローズ」は化粧品の成分としては、「カニナバラ果実エキス」と表記されています。

ローズヒップは、高い美肌効果があることで知られています。その理由は豊富なビタミンC。植物の中で一番ビタミンCを含んでいることでも有名で、“ビタミンCの爆弾”とも表現されることも。例えば、ローズヒップティーには、レモンの20倍ものビタミンCを含んでいると言われています。
ビタミンCと言えば、熱に弱いイメージもありますが、ローズヒップ中のビタミンCは、ローズヒップに含まれているビタミンPの作用によって、加熱にも強く、壊れにくいといった特徴があります。

ビタミン類が肌にいい理由

ローズヒップには、ビタミンC以外のビタミン類も豊富です。
ビタミンAやビタミンE、そしてビタミンPなども含まれています。特にビタミンA、C、Eは美肌づくりには欠かせません。
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えてシミを予防してくれます。またコラーゲンの生成を助けてシワやたるみの改善が期待できます。毛穴を引きしめ美肌やアンチエイジングに効果を発揮するといわれています。
ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進し、しみをできにくくする効果が期待できます。
ビタミンEは、脂溶性ビタミンの1種でトコフェロールとも呼ばれる抗酸化ビタミンで、若々しさを保つ働きがあることで知られています。

ローズヒップの成分を肌に直接のせるなら、ローズヒップの化粧水やローズヒップオイルがおすすめです。
オイルは金色のような赤みがかった色で赤色は老化などを防いでくれるカロチノイドです。
実の70%が種子で、そこからオイルを抽出します。
実を乾燥させ砕いた後に低温圧搾法で製造した未精製のものを選びましょう。溶剤抽出のものを選ばないように気をつけてください。


ロースヒップオイルはリノール酸が豊富なため、皮膚を再生させる作用に優れていると言われています。
豊富なビタミン類が美肌、美白、アンチエイジングに効果的なのはもちろん、ケガなどのキズ痕を治癒してくれます。皮膚の再生にいいということから、ニキビなどのトラブルにも効果的です。ターンオーバーをはやめて健康的な肌を保ちます。

ローズヒップは女性の強い味方です!

ローズヒップが美容や美肌にいいのは有名ですが、まだまだ女性にいいことがあります。
まずはダイエット。ローズヒップには「ティリロサイド」というポリフェノールが含まれています。
このティリロサイドという成分は、脂肪の燃焼を促す効果も高いと言われ、皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪にも働きかけてくれます。だからローズヒップティーは、女性にとってだけでなく、中年男性にもおすすめです。

そして便秘解消にも。ローズヒップには、水溶性の食物繊維がとても豊富に含まれています。
水溶性食物繊維は、便を柔らかくし排泄しやすくしたり、下痢を固めたりする役割を担っています。
この食物繊維はビタミンCと共に摂取することで、便秘解消に効果があると言われています。

ローズヒップには抗菌、抗ウイルス効果もあります。
特にビタミンCには、免疫力をアップさせる効果もあり、寒さや細菌・ウイルスなどに対する抵抗力を高め、万が一かかってしまっても、早く回復する効果が期待できます。
そのため古くから風邪薬としても利用されてきました。

またローズヒップには、カルシウムと鉄分も含まれています。
カルシウムの含有量は、なんと牛乳の9倍、鉄分はホウレンソウの2倍だそうです。
女性は、骨粗しょう症や貧血になりやすいため、ローズヒップティーで手軽にカルシウムや鉄分不足が補えるのは嬉しいですね。
女性の味方、ローズヒップ。上手に生活にとり入れて、健康な体と美しい肌をキープしたいですね。

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