目に見えない「電磁波」が、不調の原因かも

目に見えない「電磁波」が、不調の原因かも

電磁波は自然界にも存在するものなので、本来なら気にする必要のないものです。しかし、現代社会においては違います。電磁波を発する機器が急増しているために、日々私たちは今までにないほど大量の電磁波を浴びて暮らしています。

電磁波は強い波動の1種なので、頭がずっと電磁波にさらされていれば、頭痛をおこしても当然です。頭痛だけでなく不眠、耳鳴り、がん、うつ、認知症、自律神経失調症などの体や心の原因不明の不調や病気も電磁波との関係が疑われています。人間や動植物は微弱な電気信号によって、考えたり栄養を補給したりなどして生命を維持していますが、その電気信号に電磁波が影響を及ぼしているのです。

「5G」の導入にアメリカやヨーロッパから不安の声が

近年「5G」導入が話題となり、より便利な生活へと期待が高まっています。しかし「5G」って何でしょう?

言葉とイメージばかり先行して、なにか便利になりそうということしかわからない人も多いはずです。

「5G」とは、第5世代無線通信システムのこと。「5G」の導入により超高速で大容量の通信が可能になります。電磁波は周波数が高くなるほど、エネルギーが高くなります。ただ周波数が高いと金属などの障害物に反射してしまうので、低周波と組み合わせる加工を施して、強いエネルギーをもち、どこにでも電波が届くものとして「5G」が開発されたのです。

この電波は、もともとは軍事用に開発されたもので、自然界には存在しません。自然界には存在しないものの安全性は本当に大丈夫なのか、今、アメリカやヨーロッパ諸国から導入に懸念する声が上がっています。新たな「便利さ」が、実は健康が脅かされていることは、現代社会にはよくあること。かけがえのない健康という視点をはずすことなく、必要なものを見極めたいものです。

「電磁波」から身を守るために気をつけたいこと

現代社会で健康を保つためには、目に見えない電磁波の存在を意識して、なるべく電磁波を遠ざけ強く浴びない生活を送ることが必要です。

電磁波を発する主なものは次の通りです。

電子レンジ、FMラジオ、テレビ、スマートフォン、WiFi、GPS、Bluetooth、電気自動車、IH調理器具、電気コード、ホットカーペット、電気ストーブ、トースターなど。

また変電所や高圧線の電磁波の近くも電磁波は高くなります。

家の中の様々なものから電磁波が出ていることがわかります。特に気をつけたいのは、スマートフォンです。利便性が高いので、1日中肌身離さず持っている人も多いのでは? スマートフォンは、なるべく体から離れたところに置き、持ち歩きにはバッグの中が望ましいです。またガラケーなら安全なのかというとそれも違います。電話が発している電磁波量は同じです。

また、眠っているときにも電磁波対策が大切です。睡眠中は、心身をリセットし、明日への活力を生むホルモンが分泌されるからです。電磁波は、そのホルモン分泌活動を乱すので、不眠や浅い眠りの原因になります。寝るときは、なるべく電磁波を発する機器から離れて眠りましょう。

「電磁波」から身を守るためのコツ

  • ●電気機器を使わないとき(特に睡眠時)は、なるべくコンセントを抜く。
  • ●頭から2メートル以内のところに、電磁波を発生するものを置かないようにする。
      例えば、スマホ、パソコン、ラジオ、テレビ、ドライヤーなど。
  • ●壁に埋め込まれた配線や電化製品の近くで眠らない。
  • ●電気毛布、ホットカーペット、電気コタツを使わない。
  • ●Bluetoothを使わない。
  • ●スマホはなるべく耳につけて電話しない。スピーカーフォンまたは、イヤホンを使う。
  • ●スマホをアラームとして使わない。使う時は機内モードにする。
  • ●スマホは胸ポケットや腰ポケットに入れず、バッグの中に入れる。
  • ●パソコンの画面からなるべく離れる。
  • ●コードレスの電話機は、有線にする。
  • ●WiFiルーターは、寝室に置かない。寝室に置く場合、就寝時には電源を抜く。
  • ●IHコンロではなく、ガスコンロを使う。

自然と触れ合い、たまってしまった電磁波を放電しましょう

いろいろな方法で、電磁波を避けても、全く電磁波を浴びずに暮らすことは不可能です。体にたまってしまった電磁波は放電しましょう。欧米では、アーシング、グランディングといわれる方法がすすめられており、素足で大地、土や砂の上に立つ、歩く、また素手で樹木に触るなど、自然に触れることで放電します。

雷が落ちることでもわかるように、地球自体が導電体であり、大地は常に0ボルトにあります。電気は常に電圧が高い方から低い方へと流れる性質があるため、その性質を利用する方法です。素足で大地に触れることで、体内にたまった電気は、大地のほうへと流れていき、放電することができます。放電にかかる時間は数秒ともいわれており、それによって体や心のさまざまな不調が改善されるといわれています。

なかなか素足で土を踏む機会は少ないかもしれませんが、たまには公園に行って、木に触ってみるのもいいですね。ぜひ目には見えない電磁波を意識して生活してみましょう。きっとなんとなく重かった体や、そのほかの不調が改善されることでしょう。