ヘナで健康で艶やかな髪に

ヘナで健康で艶やかな髪に

昔の日本の女性は、艶やかな黒髪で有名でしたが、近年では、艶やコシのない細く傷んだ髪の人が多く見受けられます。若いうちから抜け毛や薄毛、白髪に悩む人も増えています。

その原因は石油由来の合成成分から作られたヘアケア製品(ヘアカラー、シャンプー、コンディショナーなど)を使うようになったことにあります。

艶やかで健康な髪を取り戻すためには?

答えは簡単です。

合成成分でつくられたヘアケア製品をやめることです。

特に世代を超えて世界的に普及しているヘアカラーは、頭皮や髪へのダメージが大きく、さらに以前からアレルギーや発がん性も報告されている合成成分が数多く含まれています。

毛染めをすると薬剤で頭皮がピリピリするという経験はありませんか? そのような経験から頭皮に悪いのでは、と思いながらも染め続けている人も多いのではないでしょうか。

一般に売られているヘアカラーは、強力なアルカリ剤で髪の毛の表面を開き、毛の中に染料を入れ、染料が酸化することで発色、定着させる仕組みです。

そのような強い薬剤は、毛の表面のたんぱく質を分解するだけではなく、それは当然ながら頭皮にも大きなダメージを与えるので、毛根そのものを消滅させてしまいます。

とくにヘアカラー成分として有名なのが酸化染料の「ジアミン」です。「ジアミン」は、石油原料の化学合成成分で、アレルギーを発症する頻度の高い成分である上に、特に「パラフェニレンジアミン」には強い発がん性があると言われています。

強い化学物質で作られているヘアカラーを使い続けていると、髪は本来のキューティクルが消失して艶がなくなり、髪の毛も細くスカスカになり、薄毛、抜け毛の原因にもなります。その上、健康まで損なってしまうことにもなりかねません。

髪と体の健康のために「ヘナ染め」がおすすめ

アーユルヴェーダとは、インドで5000年以上も前から研究されてきた伝統医療です。

そのアーユルヴェーダでは、美しい髪のお手入れとして推奨してきたのが、「ヘナ」です。昔からインドの女性たちは、艶のある黒髪を大切にしてきました。

日本では、「ヘナ」は白髪染めやヘアカラーとして使われていますが、インドでは髪の健康に欠かせないものとして、子供のころから「ヘナ」を使ってヘアケアをするようにすすめられてきました。「ヘナ」にはトリートメント効果があり、さらに紫外線カット効果もあるので、艶やかで美しい髪を保ってくれます。

その上、リラックス効果もあり「ヘナ」をしていると体の力が抜け、眠くなるという話をよく聞きます。

髪だけでなく、心も体も健康になる「ヘナ」。

せっかく髪を染めるなら、体に悪いのではと心配して使い続けるより、体にいいものを使ってみませんか?

慣れてしまうと簡単に染められる「ヘナ染め」

「ヘナ」染めは面倒、難しそう・・・という理由で、敬遠している人も多いかと思います。

「ヘナ」は「ヘンナ」という植物の葉を乾燥して粉状にしたもの。これを水などの水分で溶いて頭に塗って染めます。「ヘナ」だけで染めると、黒髪は黒いまま、白髪は赤オレンジ色に染まります。

白髪を黒色や茶色に染めるには、「インディゴ(藍)」を混ぜた「ヘナ」を使います。「インディゴ」と「ヘナ」の配合量の割合で明るい茶色から黒色に染めることができます。

「ヘナ」は、最初は、1時間から1時間半ほどかけて、1~2度全体を染めます。

その後は、伸びた分だけ頭頂部から10㎝程度染めればよくなります。染め時間は、15分から30分程度。お風呂に入る前に塗って、出る前に洗い流せば染まります。「ヘナ」は、2度3度と重ねて染めていくと、色が深く染まるので、染めが浅いと感じたらまた同じように染めていきます。 慣れてくると簡単に染まるようになります。

髪や健康に不安を感じながら染めるよりも、心と体にいい「ヘナ染め」を始めてみませんか?

「オーガニック生活便」 おすすめのヘナ

  • マハラニ ヘナ100% 石臼挽き 100g マハラニ

    有機栽培した上質のヘナを昔ながらの石臼で挽くことにより、ヘナの成分を壊さず、現地で真空パックした最高級のヘナ。髪全体に艶を与えるトリートメントしておすすめ。またヘナでリラックスタイムを楽しみたいときにも。


  • マハラニ ハーバルカラー5(ダークブラウン) 100g

    ヘナとインディゴの配合量5:5。ダークブラウンに染まります。初めてヘナで白髪染めをしたい方におすすめします。※


  • アタルバ ヘアオイル 100ml アタルバ

    ココナッツオイルをベースに、頭皮ケアに最適な7種のハーブ配合。ヘナ染め前のマッサージをすると、頭皮の血流が良くなり、ヘナが髪にきれいに入ります。

  • マハラニ ハーバルカラーは、1、3、5、7、9 の5種類があります。インディゴの配合量の違いにより、淡いブラウンからダークブラウン、さらにブラックまで、お好みに近い色に染めることができます。