オーガニックコットンを使おう!

オーガニックコットンを使おう!

自然界で循環できない布製品がゴミの山に!

近年、問題になっているのが、古着のゴミ山がアフリカ、アジア、南米のあちこちに出来ていることです。

今や衣類の多くは、ポリエステルなどの化学繊維から作られており、自然界で分解できないものになっています。そのため世界各地で廃棄され、放置された衣服の山が出現しているのです。

ポリエステルなどの化学繊維は、軽くてシワになりにくい、丈夫などの便利さゆえにもてはやされてきましたが、石油から作り出されたもので、自然界でいつまでも分解しないという問題があります。

衣類のゴミ山では、化学物質の作用によって発熱し、火災などが発生することもあります。

衣類のゴミ山もまた海洋プラスチックゴミ汚染と同様に、地球環境問題として浮上してきているのです。

素肌の健康にとっても問題がある化学繊維

化学繊維は、肌に触れると、肌を乾燥させ、くすませてしまうなどの欠点があります。

また通気性が悪いので、不愉快な痒みやあせもの原因になります。

素肌の健康を考えると、衣類もやはり昔ながらのコットン、シルク、ウール、麻などの自然素材を使うほうが良いでしょう。とくに直接肌に触れるインナー類は、天然素材にこだわりたいですね。

大量に農薬を使うコットン栽培

ところでコットンというと、確かに天然素材なのですが、実は現在のコットン栽培においては大量の農薬が使われており、これまた地球環境問題になっています。

まず種に防腐剤処理をし、土壌は化学薬剤で消毒。栽培時には、雑草を駆除するために除草剤(ラウンドアップなど)を頻繁に散布。さらに収穫時にも枯れ葉剤を散布することによって、葉や茎を早めに枯らして効率よく作業が出来るようにします。

枯れ葉剤は、ベトナム戦争時(1955年~1975年)にアメリカ軍が散布し、戦後に数多くの心身に異常がある子供たちが生まれたことで知られています。

農薬は、一見すると重労働を軽減してくれる有難いものですが、結果的には作業する人の健康を脅かします。さらには自然を傷つけ、もともといた生物まで絶滅に追いやっています。

収穫後も化学薬品まみれで製造されるコットン

収穫後も一般的なコットン製造では、化学薬品が多用されます。

紡績するときの補助剤、布地の加工には、漂白剤、化学糊、化学染料、防腐剤、柔軟剤などなど、気が遠くなるほど数多くの化学物質が使われます。

布地のしっとり感や柔らかさは、実は石油化学薬剤のおかげ。さらに製造段階で使われた化学薬品は、工業排水とて大量に河川や海に流れ出て、これまた環境汚染を招きます。

一般に水道は河川を水源としていることを考えると、コットン加工による水汚染は私たちの健康をも脅かすことになります。

健康と環境を守るオーガニックコットン

しかしそんな従来の綿花栽培や製造法に疑問を持ち、昔ながらの農薬を使わない栽培法にこだわっている生産者もいます。

農薬を使わないだけではなく、さらに製造時においても、漂白剤や柔軟剤、防腐剤などの化学薬品を使わずに製造されているコットンもあり、近年、オーガニックコットンとして注目されています。

タオルや衣類など、オーガニックコットン製品を日常生活に取り入れませんか?

オーガニックコットン製品を使うことは、水を守ることにつながり、そして自然環境を守ることにつながります。

「オーガニック生活便」では、オーガニックコットンと» 天然素材のタオル» インナーなどをお取り扱いしています。