花粉症は、薬に頼らずオーガニックケアで

今年の花粉症は、「異例の長期戦」ともいわれています。

東京では１月８日に観測史上初めての早さでスギ花粉の飛散が観測され、例年より１か月も早く始まっています。飛散量も例年より多くなる予想のようです。

つらい花粉症の症状、薬を飲めば楽にはなるけれど、飲み続けると体が本来持っている免疫力が低下して悪化していく可能性も。また薬の副作用も心配です。

毎日の食事で免疫力を高める

花粉症は、免疫力と深い関係にあると言われています。免疫細胞の約70％が腸にあるため、免疫力を高めるためにはまず、腸内環境をよくすることが大事です。ということは、毎日の食事が大切だということ。

納豆やみそ、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を毎日の食事に取り入れましょう。

またキノコや野菜などの食物繊維、肉や魚のたんぱく質などをバランスよく取り入れることが大切です。

そして免疫機能を正常に働かせるためにはビタミンDが重要です。ビタミンDは、キノコや卵、青魚などの豊富に含まれています。

ただし、1日に必要なビタミンDの量は、15µg以上とされています。しかし食事から摂れるビタミンDは、5.5µg程度。足りない10µgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成する必要があります。

日やけを気にして日光を浴びないとビタミンD不足になります。

合成成分で作られた食品添加物は免疫力を下げると言われています。またストレスも花粉症の症状を悪化させると言われています。

添加物の多い食事をとり、ストレスを抱えながら、日光を浴びない生活をしていると腸内環境が悪くなります。現代人に花粉症が増えているのもわかります。

免疫力アップのための天然サプリメント

和田玉なつめ　200g 森久商事
脂質はナッツの20~30分の1なのに、栄養価はトップクラス。健康・アンチエイジング・美容・美肌をつかさどるドライフルーツ。花粉アレルギーを引き起こす抗体が作られるのをブロックする働きがあるという研究がされています。
有機クコの実　200g 森久商事
バランスの良い豊富な栄養素とアミノ酸（BCAA）が摂取でき、アレルギー（花粉症）にも良いとも言われています。
モリンガパウダー 100g　WELLNESS HAMLET（暮らしっく村）
インドの伝承医学アーユルヴェーダでは「300の病気を防ぐことができる有益な植物である」との記述もあるほど栄養が豊富な植物。栄養価が高く、免疫力UPにおすすめ。

花粉症におすすめのハーブティー

ハーブをお茶にして飲むハーブティーも花粉症におすすめ。

かつてハーブは薬として用いられた有用植物です。

ハーブティーを飲むことで、リラックスした気分になれたり、血流をよくしてくれたり、免疫力をアップしてくれます。できるだけゆったりと、リラックスして飲むことをおすすめします。

今回は特に花粉症の季節におすすめの3種類のハーブティーを紹介します。

つらい症状を和らげてくれるハーブの精油

自然界には花粉症の症状を和らげてくれる植物があります。

ユーカリやペパーミントの精油は、呼吸を楽にしてくれます。アロマプレートやディフューザーを使ってアロマの香りを楽しみながら呼吸を整えましょう。スプレータイプもあり、マスクにひと吹きするのもおすすめです。またこれらの精油を配合した入浴剤もあります。湯船でくつろぎながら、ゆったり呼吸をして症状を和らげましょう。

また花粉症のとき、特につらい症状は、鼻づまりやのどの痛み。そうした症状におすすめなのがアマゾンの「聖なる樹」と言われるコパイバマリマリ。コパイバマリマリの樹液は、粘膜に作用すると言われており、のどに1滴たらすとスッキリします。