
「オーガニック温活」で免疫力アップ!
体温が低い人が増えている理由(わけ)は?!
最近「温活」という言葉をよく聞くようになりました。
「温活」とは体温を上げる努力のこと。
こんな言葉が流行るほどに、体温が低い人が増えています。
体温低下の主な原因は、運動不足による筋力の低下と食生活です。
歩かずに車を利用し、家の掃除も家電にたより、会社ではデスクワーク。都会生活は、「便利さ」を求めることを優先して体を使う機会が減り、気がつくと筋肉が弱り、それが体温低下につながっています。
もうひとつの平均体温が低くなった大きな原因は、食べ物の影響。食品添加物や農薬など、化学物質が混じった食品は血流を悪くしてしまうので、低体温になってしまいます。さらにまたケーキや菓子類は、白砂糖が多く使用されているために、体温の低下を招きます。
体温と免疫力には深い関係が

風邪をひいたとき、熱が出ます。実は発熱はとても自然な免疫力のあらわれです。体温が上がると免疫細胞の白血球が活発化し、体内に入ったウィルスを排除しようとする防御活動が起きるのです。風邪を引いたときは、すぐに熱を下げるために薬を飲む人が多いですが、かえって免疫細胞の働きを阻害し、風邪が長引くことにも。むしろ体温を上げるショウガ湯などを飲んだり、熱めのお風呂に入ると、免疫細胞が上手く働いて比較的軽い風邪ですんだりします。
がんになった場合などにも、よく高熱に見舞われることもありますが、これもまた免疫力のあらわれです。がん細胞は高温に弱く、40℃以上になると死滅すると言われています。そのため近年は、もうひとつのがんの治療法として「ハイパーサーミア療法(温熱療法)」も注目されています。これは「がんは熱に弱い」という自然の免疫力を活用したものですが、実はこの治療法は古くからあります。
体温を高めに維持して免疫細胞を活性化させる

免疫細胞は温度が高いと活性化します。免疫細胞が正常に働ける体温は、36.5℃。 36.5℃から体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。様々な病気の予防のためにも、体温を正常な範囲内で高めに維持することが大切です。
しかし50年前の日本人の平均体温は36.89℃。現在の平均は36.20℃。ということは、約0.7℃も下がっているのです。さらに平熱が36℃以下という低体温、いわゆる「冷え性」の人も増えています。実は二人に一人と言われるがん発症も低体温と関わりがあると言われています。低体温は免疫細胞の不活性化を招くからです。
体温が低めということは、病気にかかりやすい状態ということになります。ちなみに美容という点から見ても、低体温は大問題。血流が悪くなることから、乾燥、くすみ、シミ、しわなどの肌トラブルが出やすくなります。その反対に体温を高くキープすれば、皮脂分泌も盛んになり、肌の潤いや透明感を保つことができるのです。とくに冬は要注意で、体調が崩れるのも低体温が原因です。
ぜひ体温をあげる習慣を毎日の生活にとり入れましょう。
目指したいのは、36.5℃から37.0℃の体温をキープすることです。
体温を上げるためには
体を温める食事をとる
ショウガ、ネギ、ニンニク、発酵食品など
腸内環境を整える食物繊維が多い食べ物を摂る
なつめ、キノコ、海藻、キャベツ、白菜、発酵食品
かぼちゃ、ニンジン、大根、イモ類などの根菜類おすすめ商品
甘味料は人工甘味料や白砂糖を避け、 ハチミツやメープルシロップなどにする
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体を冷やさない服装を心がける
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体を温めるハーブティーを飲む習慣を
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30分以上の散歩や体操をする
腰や膝を鍛えてくれる10回スクワットもおすすめ。短くても毎日、続けることが大切です。
多少、汗をかくほどのゆったり入浴を
塩のお風呂は、体を温め発汗を促し血行を良くする効果があります。
また薔薇、カミツレ、ローズマリーやユーカリ、みかんの皮を干した陳皮など、体を温める植物を袋に入れて入浴剤にするのもおすすめおすすめ商品






























