安心オーガニック・フェムケア

安心オーガニック・フェムケア

フェムケアが注目されている理由(わけ)は

「フェムケア」という言葉をよく聞くようになりました。

これまで女性があまり人には言えなかった悩みについて、明るい場所で話せるようになったことはいいことかもしれませんね。

実際、デリケートゾーンの悩みを抱えている人は増えているようです。

かゆみやムレ、あるいは乾燥などなど。

でもその主な原因は、合成界面活性剤を洗浄成分にしたボディソープです。

合成界面活性剤は、肌細胞を溶かしてしまうほどの浸透性(タンパク質変性作用)があるので、からだのかゆみはもちろん、敏感なデリケートゾーンに対して大きな影響を与えています。

デリケートゾーンにかゆみが出てくると、「もっと清潔にしよう」と思って、さらに念入りに洗うようになってしまいます。当然のことながら、洗えば洗うほど悪化していきます。

改善を求めてネットを見ると、こんな言葉もよく出ています。

顔は顔に適したスキンケア、体は体に適したスキンケアがあるように、デリケートゾーンにはフェムケア製品が必要……。

そう、私の悩みは、フェムケア専用コスメで解決する!

そう信じてフェムケアコスメを購入する人も多いのではないでしょうか?

あるいはとくにフェムケアはしていなかったけど、「女性のたしなみ」という言葉に惹かれて始める人もいるかもしれません。

フェムケアでかえってトラブルが増えるかも!

「デリケートゾーンにはフェムケア製品が必要」というからには、ごくごくナチュラルな成分で作られているはず!

そう思いたいところですが、実際にフェムケア製品の成分を見てみると、一般のボディソープとそれほど変わっているわけではありません。

参考までに市販のフェムケア製品の成分例を見てみましょう。

この製品のメーカーは、ナチュラルな成分で作られていることをコンセプトにしています。

【デリケートゾーン用ソープの例】

水、DPG、ココイルグルタミン酸TEA、ペンチレングリコール、ラウリルベタイン、 コカミドDEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10、グリセリン、ローレル油、イランイラン花油、 パルマローザ油、ユズ果皮油、ライム油、クエン酸、ユキノシタエキス、ブドウエキス、BG、、カプリルヒドロキサム酸、エチドロン酸4Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール

最初の水の次にあるDPGは、「ジプロピレングリコール」の略称で石油から作られた合成溶剤です。このソープの洗浄成分は、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10、などの合成界面活性剤で、その「タンパク質変性作用」によってデリケートゾーンをさらに薄くしてしまう危険性があります。 ソープの泡立ちを良くするキレート剤「エチドロン酸4Na」、「EDTA-2Na」が配合されていますが、これはアレルギー性がわかっている合成成分です。そのほか合成防腐剤としてフェノキシエタノールが使われており、環境ホルモン性が疑われている成分なので、子宮関係の病気を誘因する可能性があります。

【デリケートゾーン用クリームの例】

水、グリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸ソルビタン、パルミチン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、オリーブ油脂肪酸セテアリル、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、コメヌカエキス、レモン果皮油、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、ライム油、安息香酸、ソルビン酸、ベンジルアルコール、キサンタンガム、BG

「デリケートゾーンは乾燥しやすいのでしっかりと保湿を」とすすめるフェムケア・クリーム。 クリームは必ず乳化剤が必要ですが、パルミチン酸ソルビタン、パルミチン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、オリーブ油脂肪酸セテアリル、オリーブ油脂肪酸ソルビタンなどの合成界面活性剤が乳化剤になっています。合成界面活性剤は、肌に浸透しやすく、一緒にベンジルアルコールやBGなどの合成防腐剤も肌の奥に運び込んでしまいます。潤いを与えるどころか、複合的な合成成分の「経皮毒」が危惧されます。

フェムケアをうたいながらも石油系合成成分のオンパレードのスキンケアが多いのが現状。そのようなもので薄い粘膜であるデリケートゾーンを毎日、洗っていれば、かゆみだけではなく、体調にも影響が出てきそうです。

フェムケアの殺菌剤は自浄作用を壊す

フェムケアの主な目的は、「清潔に保つこと」。そのために殺菌剤として、塩化ベンザルコニウムやイソプロピルメチルフェノールなどの石油系合成成分を配合している製品もあります。

しかしデリケートゾーンには、もともと菌を寄せ付けないように自浄作用があります。そのような抗菌剤を日常的に使うことは、自らの自浄作用をわざわざ壊してしまう可能性もあります。その結果、さら慢性的なかゆみやムレなどが悪化することになります。

フェムケアに欠かせない香料も危ない

フェムケアのもうひとつの目的は「匂いを消すこと」、あるいは「心地よい匂いを保つこと」にもあるので、香料が多用されてます。

合成香料は、アレルギーやうつ病を誘発したり、あるいは発がん性が疑われているものも少なくありません。たとえ天然香料である精油を使っていたとしても、精油は強く刺激になりやすい成分なので、デリケートゾーンに常に使うのは不安です。

フェムケアこそ天然成分100%にこだわる

しっかり成分をチェックすることなく、フェムケアをするのはとても危険です。

実はフェムケアを始めてから、かえってデリケートゾーンのかゆみや匂いの悩みを抱える人も少なくありません。

フェムケアこそ徹底して天然成分にこだわる必要性があります。まさに食べられるほどの素材で作られたケア製品でなくてはなりません。

安心安全な洗浄成分は、やはり石けんです。石けんのボディソープがあるのなら、わざわざフェムケア専用の製品を使う必要はないのです。

「オーガニック生活便」フェムケアにおすすめ製品

「オーガニック生活便」では、JOCA基準に基づき、天然成分100%のオーガニックコスメだけを取り扱っています。今回は、その中でもとくに刺激がなく敏感な肌を整えてくれる製品で、フェムケアに最適なものを紹介します。

すでにデリケートゾーンにかゆみがある方のためにも、症状を和らげる化粧水を選んだので、ぜひ試してみてください。