
今年もオーガニックな風邪対策を!
寒さとともに風邪をひきやすくなるのは何故?

気温が下がり空気が乾燥してくると、風邪やインフルエンザなどにかかる人が多くなります。
乾燥した低温の環境というのは、ウイルスが浮遊しやすく、活動しやすい状態です。
そんな状態の中、鼻やのどなどの粘膜が乾燥していると、ウイルスに対する防御機能が低下します。
普通なら侵入してきたウイルスは鼻やのどの粘膜にある線毛の働きによって体の外に排出されますが、この線毛が乾燥や冷気によって潤いを失うと働きが低下するので、うまくウイルスを外に出せなくなります。さらに寒さで体温が下がると血流が悪くなり、免疫細胞が全身に行きわたりにくくなり、免疫力も低下してしまうのです。
食品添加物は体温を下げる

風邪予防のためにも、食べるものに注意しましょう。食品添加物は、免疫力を下げ、体を冷やしてしまいます。現代人に体温の低い人が多い原因の一つに、食品添加物の摂りすぎがあります。スーパーやコンビニなどのお弁当やお惣菜、冷凍食品、スナック菓子などには、乳化剤、増粘剤、香料、調味料(アミノ酸)など多くの添加物が使用されています。食品添加物は、体内で分解・解毒する際に多くのビタミンやミネラルが必要となり、エネルギー代謝が滞り、体温を下げてしまいます。またこれらの食品添加物は、腸内バランスを乱し、胃腸に負担をかけることで血流が悪くなります。
また人工甘味料や白砂糖は、血糖値を急激に上げてしまうため、血管が収縮し、冷えを招きます。
風邪予防には、湿度管理と体温管理が大事

一般的に冬の快適な湿度は、40~60%程度だと言われています。加湿器などを利用して部屋の湿度を保ちましょう。40%以下だとウイルスが空中で長く生存し活発になります。
水筒などを持ち歩き、のどに乾きを感じたら、ちょっとずつ水分をとって、のどの潤いを保つのもいいですね。
そして、風邪予防で一番大切なことは、体温を下げないことです。
体温が1度下がるだけで、免疫力は30%低下すると言われています。
一般的な体温の正常値は、36.0℃から37.5℃と言われています。最近は、普通の状態でも体温が35℃台という低体温の人が増えています。体温が低いと風邪をひきやすくなるので、体温を通常の状態でキープすることがまず大事です。
体温を上げる食べ物とは

冬の寒い時期、特に体を温める食材を積極的に取り入れて体温を上げましょう。
体を温める食材
- 根菜類ニンジン、ゴボウ、レンコン、ダイコン、サツマイモ
- 香味野菜生姜、ネギ、ニラ、ニンニク
- 野菜玉ねぎ、カボチャ
- 豆類 納豆、カカオ、クルミ
- 穀物玄米、そば、もち米
- 発酵食品 味噌、醤油、納豆、キムチ
- 調味料 唐辛子、コショウ、サンショウ、黒砂糖
- 肉類 鶏肉、牛肉、レバー
- 魚介類 鮭、マグロ、ブリ、イワシ、エビ
これらの食材をうまく組み合わせて、温かいスープやみそ汁、鍋物などにすると、より体が温まります。
風邪対策におすすめ 「葛粉」パワー

特に風邪におすすめしたい食材は、「葛粉」です。
葛粉は、葛の根から採れるでんぷんを精製したもので、独特の舌触りとコシがあります。葛は体を温め、血行を促進する作用や発汗作用があり、古くから民間療法や漢方薬の原料として利用されてきました。葛は、漢方薬として有名な「葛根湯」の主原料です。
冬は、葛粉で「葛湯」を作って飲むと体が芯から温まります。胃腸が弱っているときでも吸収しやすく、整腸作用もあるので風邪の時にもおすすめです。すりおろし生姜や生姜パウダーを入れて飲むとさらに温まります。
葛湯の作り方
本葛10g
水100㏄
砂糖5g(白砂糖は避け、キビ糖や黒糖、ハチミツ、メープルシロップなどがおすすめ)
- 1小鍋に材料を入れ、ヘラで混ぜて溶かします。
- 2強火にかけて絶えず混ぜながら加熱し、
透明になってとろみがついたら出来上がりです
「オーガニック生活便」おすすめ
適度な運動と深い呼吸、ゆったり入浴

冬は寒くて体を動かすのが億劫になりがちですが、室内でもいいので適度な運動を心掛け、なるべく体を動かしましょう。また呼吸が浅いと、酸素が十分行きわたらす、体温低下、冷えを招きます。逆に深い呼吸は、酸素が体の隅々に行きわたり、血流を改善、代謝を促進し、体温を上げる効果が期待できます。
そして、1日の終わりにはゆったりした気分で、お風呂に入りましょう。入浴は体を洗うためだけではありません。必ず湯舟につかりましょう。湯舟につかると温熱効果・水圧効果・浮力効果で体温が上昇し、血流改善やリラックス効果が得られます。
入浴剤を使うのも効果的です。特に塩分の入った入浴剤は、塩分が肌に膜を作り汗の蒸発を防いで保温効果を高め、血行を促進し、体を芯から温め体温上昇を助けます。
また炭の入浴剤も炭から出る遠赤外線と、炭成分が持つ血行促進作用で血流がよくなり、結果として深部体温を効率よく高めます。
入浴剤によって、発汗作用が促進され、入浴後もポカポカが持続し、冷え性改善やリラックス効果が期待できます。
ただし、市販の入浴剤は、合成香料や合成色素など合成成分が配合されているものが多いので要注意。化学物質を「経皮吸収」してしまうことになり、体調を崩す原因になります。
























