
安心安全なオーガニック虫除け対策!
殺虫剤は、本当に人体に影響がないの?

気温が上がりはじめると、虫を見かけるようになります。人に迷惑を与える虫は嫌われ者。
この季節になると、迷惑な虫を追い払うために、殺虫スプレーの他、蚊取り線香、蚊取りマット、また最近では長期間連続で効くノーマットや、網戸に取り付けるというものまで様々なタイプの殺虫剤が登場します。
でもこれらの原料は、主に「ピレスロイド」という化学合成の農薬から転用された殺虫剤です。
ピレスロイドは虫の神経をマヒさせることにより殺虫します。
家の中でこのような農薬と同様の成分の殺虫剤を使用し、しかも1か月~長期間これらを使い続けるということは、殺虫剤で家の中の空気を汚染し続けていることになるのです。
ピレスロイドは、人を含む哺乳類に対しては、速やかに代謝・分解され、ほとんど影響がないとメーカーは説明していますが、吐き気、嘔吐、頭痛、耳鳴り、皮膚過敏症などの症状が出る可能性があります。重症になると、呼吸障害、ふるえを起こすことも報告されています。また、皮膚過敏症、気管支喘息、鼻炎、結膜炎を起こすこともあるとされています。また発がん性や環境ホルモンの疑いがあるという指摘もあります。
いくら蚊や虫を退治してくれるからと24時間60日間、家中にピレスロイドを漂わせるのは非常に危険と言わざるを得ません。
また、自然環境の中で、虫はとても大切な役割を持っています。
例えば、ハチが全くいなくなったら・・・世界の農作物の約3分の1はハチの受粉に依存しているので、
食料危機におちいります。人が嫌がる虫も、自然の生態系の中でそれぞれの役割を持っています。
人間のわがままで殺虫剤をむやみに使い、虫のいない世界を作ることは、いずれ人間の住みにくい世界を作ってしまうことになりかねません。
肌に直接つける危険な防虫スプレー

また散歩や外遊び、キャンプやバーベキューなどのアウトドアを楽しむ時など、外出時に肌に直接かける虫除けスプレーがよく使われます。赤ちゃんや子供にも使っている光景を目にします。
しかし、一般に売られている防虫スプレーには、「ディート」という化学合成成分が配合されています。ディートもやはり神経毒性があり、蚊など血を吸う虫の感知能力を撹乱することで、人間から発生する二酸化炭素や臭いがわからなくするというものです。
しかし、虫だけでなく人に対しても神経毒性の可能性があるため、日本国内では使用制限があります。
また「ディート」より優しいという理由から、「イカリジン」配合のものも見かけるようになりました。
ディートが使用に年齢制限や回数制限があるのに比べ、イカリジンは、制限がないので子供や赤ちゃんにはイカリジン配合のものをということですが、イカリジンも化学合成成分に変わりなく、また新しいために副作用の研究データがないので、安心安全とは言い難いものです。
虫が嫌う植物の香りを利用したオーガニック防虫対策

体にとって安全な防虫対策として「虫を殺す」のではなく、「虫を寄せつけなくする」植物を活用しましょう。例えば、人間に無害の天然の虫除け精油のいくつかは、人にとって心地良い香りなのに、虫にとっては嫌な香りです。例えばラベンダー。あんなに心地よいラベンダーの香りも、虫は嫌いなようです。植物の中には虫に葉を食べられるのを避けるために、虫の嫌う香りを出すものもあります。
殺虫剤など化学合成成分がない時代、世界各地に植物を活用した伝統的な虫除けがあります。古代エジプトで使われていた香油。香油はただ香りを楽しむだけではなく、防虫や殺菌の目的がありました。
また蚊除けとしてわさびの種子油が使われていたと言われています。南米のアマゾンでは、コパイバの樹脂、東南アジアではレモングラスやベチバーなどが虫除けとして使われてきました。
ヨーロッパでは、窓辺にゼラニウムなどの鉢を置いていますが、花のある景観を楽しむ目的だけでなく、窓から蚊や虫が入ってくるのを避けるためでもあります。
オーストラリアの先住民族は、ユーカリやティートリーを虫よけとして利用していました。そして沖縄ではゲットウを虫対策に使っていました。
また衣類の虫除けには、楠(くすのき)からとった樟脳(しょうのう)などが使われていたことをまだ覚えている人も多いのではないでしょうか。青森では、ヒバで建てられた家には、蚊やシロアリが近寄らないと言われてきました。
植物の力で安心安全な虫除けを!

植物の力を活用した防虫対策は人のからだにとっては不安がなく、かえって元気にしてくれるものもあります。たとえば精油を活用すると、スキンケアをしたりリラックスしたりしながら、防虫対策ができます。
防虫対策として、有効な精油をあげてみると、ゼラニウム油、ローズウッド油など、これらの香りは肌を活性化してくれます。そのほかユーカリ油、シトロネラ油なども防虫効果がありますが、これらは気分をリラックスさせてくれる精油です。ペパーミント油、レモングラス油など気分がすっきりする精油ですが虫は嫌いです。
「虫を殺す」のではなく、「虫に避けてもらう」という、とてもやさしい方法は、オーガニックライフを愛する人にとっては心和みます。
ぜひ、今年は安心安全なオーガニック虫除け対策を!
精油を虫除けに使うには
小皿に水を入れ、その上に2~3滴ほど、虫除けになる精油を入れます。
虫除けになる代表的な精油
- レモングラス
- ゼラニウム
- ユーカリ
- ティーツリー
精油を使う時の注意点
精油は直接肌につけないこと。必ずオイルで希釈して使ってください。 オイル100mlに対して精油20滴(1ml)が適量です。
「オーガニック生活便」おすすめの天然の虫除け
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バンブーミスト 100ml エシカルバンブー消臭や殺菌、防菌、防虫効果のある竹酢液と虫の嫌う香りのオーガニック精油 (ペパーミント、ユーカリ、レモングラス、シトロネラ、 ティーツリー、ゼラニウム)を配合。スプレータイプなのでアウトドアにも。小さいお子さんにも安心。





















